スモールジェット Buco ヒストリー | 現代に蘇るこだわりの復刻ヘルメット | ブコ ヘルメット販売総代理店 レイト商会

Buco HELMETS History現代に蘇るこだわりの復刻ヘルメット

「BUCO」の名がモーターサイクルシーンに登場するのは1933年ごろ。
米国ミシガン州デトロイトでオートバイアクセサリーを手掛ける会社としてスタートしました。
会社の創始者はジョセフ・ビューガライゼン。
売り出された商品は、ほどなくJoseph.Buegeleisen.Companyという社名にちなんで、「BUCO」と呼ばれるブランドに成長します。
1940年代には、レザージャケット、パンツ、ブーツなどもBUCOブランドで発売され、非常に高い評価も獲得。
拡大するマーケットの追い風にも乗って、BUCOは大成功を収めました。

1950年代の後半、ヘルメットのトップメーカーにあったBELL社が発売した「500TX」の大ヒットに着目したBUCOは、
1957年、自らもヘルメットの生産に乗り出します。
1960年、初のオリジナルヘルメット「RESISTAL(レジスタル)」を発売した後、数々のヒット作を生み出し大人気を博しました。
しかし既に確固たる地位を築いていたBELLの牙城を崩すまでには至らず、1973年、世界中を飲み込んだオイルショックの荒波をもろに受け、
体力の無かったBUCOはマーケットから姿を消しました。

それから25年後の東京。

「BUCO」は、アメカジファッション界では既にリーダー的存在だった岡本博氏が立ち上げたトイズマッコイの手によって見事に復活します。
トイズマッコイは、古き良きものへのリスペクトを常に意識しつつ、ディテールに対する研究と妥協の無いモノづくりでは定評があり、
とりわけミリタリーファッションやフィギュアといったマニアックな分野では、その作品の完成度の高さが世界的に知れ渡る存在でした。
カー&バイクにも造詣深い岡本氏のコレクションの中に、往時の「BUCO」ヘルメットも多数存在しました。
そして、氏が一人のモーターサイクリストとして抱いた単純で強烈な欲求
「こんなヘルメットが欲しい」という思いが「BUCO」復活の原動力になったのでした。
当時のカッコ良さを失わずに現代日本の安全規格に合ったヘルメットの復刻は、
ヘルメットをスタイリッシュに被りたいというファッションに敏感な若者を中心に爆発的に支持を集めました。
「スモールジェット」という言葉を生み、多くのスタイリッシュヘルメットが市場に流れるきっかけになりました。
今もなお、トップブランドとして高い人気を持続しているのは、トイズマッコイの「妥協しないモノづくり」が他作品と同様、
ヘルメットづくりにおいても遺憾なく発揮されているからに他なりません。

スモールジェット Buco発売元 TOYS McCOY | ブコ ヘルメット販売総代理店 レイト商会

Produced by TOYS McCOY PRODUCT